新生児はわかってる!教科書代わりのシッターアドバイス

訪問シッターとして見てきた子育ての悩みや不安、そして夫婦の形。心配しなくて大丈夫、肩の力を抜いて、ゆっくりと。

自分も母となったのに……

今回は赤ちゃんの事ではなく、実家のお母様のお話をしましょう!

里帰り出産で実家に戻られた方、出産後少し落ち着いてから実家にもどられた方、様々だと思います。

実の親なので、気を使う事もなく身体をゆっくり休ませる事もでき、快適~と思いきや……
以外と親の言葉にカチンカチンきたりすることありませんか?

もちろん、お世話になっているのですから感謝はしていますが、それとこれは違うって気になることありませんか?

こんな新米ママがいました。。。

「里帰り出産で生まれてからも1ヶ月は実家にお世話になっていましたが、自分の親があんなにうるさくて面倒臭いって、初めて感じました……」って。

子供の頃一緒に暮らしていた時や、自立した後も独身の時は母親の存在がとても大きくて、女性同志で父親に話せない事も話したり……と自分にとってなくてはならない存在くらいに思っていたはずです。

なのになのに、何かが違ってきているのです。

それは、これから貴女がそうなっていくであろう姿でもあるのです!

母親にとっては、子供はいつまでたっても子供なんです!
この場合の子供はもちろん小さい子という意味ではありません😔

内気でいつも誰かの後ろに隠れていた娘。

元気過ぎて、ついつい人を押し退けてしまう娘。

どんな娘でも、親はそれぞれの心配をしながら育ててきました。
親はいつまでもその時を忘れられないのです💦

もうひとつ決定的なのは、今と昔で育児方法に違いがあるからなんです。

以前、お餅のお話をしましたが、それだけでなく、産湯や出産後の食べて良いもの悪いもの、それから予防接種に関しても……。

ありとあらゆる物が変わっているのです😨

しかし、変わっているなんて思いもしない親たちはかつてのやり方を押し付けます(笑)

私もそうでしたが、押し付けているつもりは全くありません。
自分の反省も踏まえ、良かれと思って教えているだけなんです😰

だからこそ面倒臭いってところなんだと思うのですが、ここは一つこちらが一歩引いて見ましょう😉

子供の事を一番に考えてくれるのは、やはり親だけなんです。
そこは間違いありません。
自分の子供が苦労して不幸になればいいと思う母親はどこにもいないんです!

口うるさければうるさい程、愛情が深いんだと考えて見ましょう。

そして、一緒にいる間は親の言うことに従って見ましょう😉

少なくても、親の育て方で今の貴女の年齢までは無事に育つのですから(笑)

しかし、今は赤ちゃんを取り巻く環境も変わってきています!
91歳の現役助産師さんの話では、産まれてくる赤ちゃん自体が今と昔ではかなり変わっているそうです!
(昔の赤ちゃんはずっと手を握ったままでしたが、今の赤ちゃんは産まれてすぐから手を開くそうです。栄養が良くなっているからだとお話されていました。)

どうしても気になるなら、直接ではなく間接的に伝えてみましょう👍

私達シッターを使ってもらってもいいですし、産院や病院の先生に言われたんだけど……と。
プロのシッターや、ましてや産院や病院の先生に言われたと聞かされたら親と言えども納得するしかないですからね(笑)

どちらにしても、これからも何かとお世話になるであろう実家の母親ですから……カチンときても、最後に一言「心配してくれてありがとう!」って言ってあげて下さい。

すると、何かが変わるかもしれません……


新生児の本当に大変な時期はいつ?

新生児って、数時間ごとに授乳しなくてはならないので、ママ達は大変です!

でも、新生児が本当に大変なのは、実は生後1ヶ月を過ぎてからなんです!

えぇ~……
赤ちゃんって、段々楽になるんじゃないの?って思いますよね😔

そうです、成長と共に今の大変さはなくなりますが、しかし今までになかった新たな大変さが出てくるのです😲

私もシッティング先で新米ママやパパ達に、「3ヶ月です!3ヶ月は大変ですから、この時期は赤ちゃんの事だけ考えてくださいね!」といつもお話していますが、何故なら生後2ヶ月~3ヶ月がママにとって一番辛い時期だからです😱

生後1ヶ月頃までは、お腹が一杯でオムツが綺麗ならたいていの赤ちゃんは眠っているか、眠っていないにしても寝かせた状態のままでいられます。
実は、余程のことがない限りどこの赤ちゃんもあまり泣かずに良い子なんです😊

しかし、1ヶ月を過ぎたあたりから、赤ちゃんには個性や性格のようなものが出てきます。

新米ママは、その子の個性や性格を把握するまでが、本当の意味で大変な時期なんです!

ネンネのサイクルが違ってきたり、今まであまり泣かなかったのに、泣いてばかりいたり、2ヶ月過ぎくらいから急に哺乳瓶を嫌がったり、逆におっぱいを嫌がったり……😣
(おっばいを嫌われるとママは、かなり落ち込みます💦それがストレスや不安の原因になる場合もありますが、それについては後日お話しますね!)

今の大変さはいつまで続くのかと、出口のないトンネルに入ったような不安にかられます😨

しかし、どんな不安も一時期だけなんです。
赤ちゃんは常に成長しています。

私の口癖は、「今だけ今だけ!」

今の大変さや苦労はその時だけ、慣れた頃には成長に伴い次の大変さがやってきますが(笑)
育児に関しては、今の苦労は今だけなんです😂

まぁ、早い話子供を持ったら苦労や大変さは年齢ごとに死ぬまで続くって事なんです(笑)

手が掛からなくなったらお金が掛かるようになるんです(笑笑笑)

だからこそ、子育ては楽しくしなくちゃ続かないんです😔

途中でギブアップできないのですから、ちょいちょい途中で気を抜いて楽に子育てしましょうね!






母親の悩みは同じ……

先日、
韓国人のお母様のお宅にシッターとして訪問しました。

日本語は大丈夫との事でしたが、やはり意味が通じない部分もありました。

ベビーシッターはあくまでも赤ちゃんのお世話がメインですが、新生児の場合寝てしまうと2時間くらいやることがなくなります。

もちろん、お母様が不在の時は寝ている赤ちゃんの呼吸や顔の向きなど確認しなくてはならないので、他の事は一切できませんが、お母様が在宅の場合は家事のお手伝いをします。
あくまでもお母様から依頼があった場合のみですが……

ただし、私達は家事のプロではないので、普段お母様がしている1日分のお手伝いしかできません。
大きな家具を移動しての掃除や今まで手がつけられなかった場所やためておいて大掃除的な事は受けられないのです。

必ず最初に説明はさせて頂きます。

この日は訪問した時から、赤ちゃんは寝ていたので、まずは家事からとなりました。

洗濯は一回と決まっていますが、赤ちゃんの物と大人の物と分けて洗って欲しい➡これでは2回になりますよね……

出産前より手をつけてない部屋の掃除をしてほしい➡ためておいて大掃除的な事ですよね……

などなど、無茶ぶりが所々に見られ、できないことを伝えると、「なぜ出来ない?!」と……。

再度説明するのですが、「私の代わりにやってくれるのではないのか!」と……
まぁ、お母様の言われることも分からなくもないのですが、出来る事と出来ない事か決まっているので……😞

その時はお母様両手首が腱鞘炎で、何をするにも痛みがあり、赤ちゃんの抱っこも大変だったので、とりあえず赤ちゃんが起きたら掃除途中でも赤ちゃん優先と伝え、何とか納得してもらいました💦

そうこうしているうちに赤ちゃんのミルクの時間。
掃除機を片付けようとしたら、お母様から「掃除機は私が片付けるから、赤ちゃん見て!」と言われました。

大事な事は分かっていたんだと、少し安心しました。

私が赤ちゃんを抱っこして授乳を始めると、お母様から「この子、退院してきてから初めて他の人に抱かれてミルク飲んでる!」と……。

赤ちゃんは2ヶ月半の男の子でした。

授乳中、色々なお話をしました。

睡眠の間隔や首座りの時期、ゲップの出し方や哺乳瓶はどんなものがいいのか……etc

ささいな事が気にかかり、色々なところに相談するが、伝わっているかどうかもわからず、常に不安なんだそうです😱

言葉はあまり通じなくても、子に対する思いはどの親も同じなんだなって……

私が抱っこをしている姿を見て、韓国の自分の母親を思い出し、会わせてあげたいと思われたそうです。
(韓国のおばあちゃまは病気で日本には来られないそうで😞)

文化や考え方の違う異国で一人で子育てを頑張ってきてたんだなって……。

政治的背景では色々ありますが、国は違っても、母になって思う気持ちや不安や心配は皆同じなんだなって……。

このお母様の気持ちを少しでも楽にしてあげたいと思い、私が自律神経失調症育児ノイローゼになりかけた事を話しましたが、言葉の細かなニュアンスが伝わらず、四苦八苦💦

やっぱり、言葉って大切なんだなぁ……とつくづく感じました(笑)

乳幼児期が大変なのも、言葉で意志疎通が出来ないことも要因の一つだと思います。

この時期にこそ、お母様からどんどん赤ちゃんに話しかけてあげて下さい!

ただ話しかけと言ってもなかなか難しい場合、絵本の読み聞かせをしてみて下さい!

聴覚は大人と同じなので、ちゃんと聞こえていますし、また聞いてくれます!

すると、意外と早く言葉を発してくれるようになりますよ!
(これも、個人差がありますので、あまり期待し過ぎは良くありませんが……)

育児が少しでも早く楽になったらいいですよね☝
ぜひお試しあれ😊