母親の悩みは同じ……
先日、
韓国人のお母様のお宅にシッターとして訪問しました。
日本語は大丈夫との事でしたが、やはり意味が通じない部分もありました。
ベビーシッターはあくまでも赤ちゃんのお世話がメインですが、新生児の場合寝てしまうと2時間くらいやることがなくなります。
もちろん、お母様が不在の時は寝ている赤ちゃんの呼吸や顔の向きなど確認しなくてはならないので、他の事は一切できませんが、お母様が在宅の場合は家事のお手伝いをします。
あくまでもお母様から依頼があった場合のみですが……
ただし、私達は家事のプロではないので、普段お母様がしている1日分のお手伝いしかできません。
大きな家具を移動しての掃除や今まで手がつけられなかった場所やためておいて大掃除的な事は受けられないのです。
必ず最初に説明はさせて頂きます。
この日は訪問した時から、赤ちゃんは寝ていたので、まずは家事からとなりました。
洗濯は一回と決まっていますが、赤ちゃんの物と大人の物と分けて洗って欲しい➡これでは2回になりますよね……
出産前より手をつけてない部屋の掃除をしてほしい➡ためておいて大掃除的な事ですよね……
などなど、無茶ぶりが所々に見られ、できないことを伝えると、「なぜ出来ない?!」と……。
再度説明するのですが、「私の代わりにやってくれるのではないのか!」と……
まぁ、お母様の言われることも分からなくもないのですが、出来る事と出来ない事か決まっているので……😞
その時はお母様両手首が腱鞘炎で、何をするにも痛みがあり、赤ちゃんの抱っこも大変だったので、とりあえず赤ちゃんが起きたら掃除途中でも赤ちゃん優先と伝え、何とか納得してもらいました💦
そうこうしているうちに赤ちゃんのミルクの時間。
掃除機を片付けようとしたら、お母様から「掃除機は私が片付けるから、赤ちゃん見て!」と言われました。
大事な事は分かっていたんだと、少し安心しました。
私が赤ちゃんを抱っこして授乳を始めると、お母様から「この子、退院してきてから初めて他の人に抱かれてミルク飲んでる!」と……。
赤ちゃんは2ヶ月半の男の子でした。
授乳中、色々なお話をしました。
睡眠の間隔や首座りの時期、ゲップの出し方や哺乳瓶はどんなものがいいのか……etc
ささいな事が気にかかり、色々なところに相談するが、伝わっているかどうかもわからず、常に不安なんだそうです😱
言葉はあまり通じなくても、子に対する思いはどの親も同じなんだなって……
私が抱っこをしている姿を見て、韓国の自分の母親を思い出し、会わせてあげたいと思われたそうです。
(韓国のおばあちゃまは病気で日本には来られないそうで😞)
文化や考え方の違う異国で一人で子育てを頑張ってきてたんだなって……。
政治的背景では色々ありますが、国は違っても、母になって思う気持ちや不安や心配は皆同じなんだなって……。
やっぱり、言葉って大切なんだなぁ……とつくづく感じました(笑)
乳幼児期が大変なのも、言葉で意志疎通が出来ないことも要因の一つだと思います。
この時期にこそ、お母様からどんどん赤ちゃんに話しかけてあげて下さい!
ただ話しかけと言ってもなかなか難しい場合、絵本の読み聞かせをしてみて下さい!
聴覚は大人と同じなので、ちゃんと聞こえていますし、また聞いてくれます!
すると、意外と早く言葉を発してくれるようになりますよ!
(これも、個人差がありますので、あまり期待し過ぎは良くありませんが……)
育児が少しでも早く楽になったらいいですよね☝
ぜひお試しあれ😊